引用:クレビアス株式会社
クレビアス株式会社は、1都3県で不動産の買取をおこなっている不動産会社です。買取した不動産はリノベーションして再販したり、自社で保有したりしています。
本記事では、クレビアス株式会社の事業内容や不動産買取の対象物件などをご紹介します。首都圏でマンションの売却を検討している方は、参考にしてください。
ブログ管理人:ふじ太郎
業者に言われるがままワンルームマンション×5戸、一棟マンション×1棟を購入。一時期は毎月20万のCFを得るも、保有していた不動産の家賃延滞が発生。その後延滞分を回収することが不可能になり、実質不払いに。その補填のために一発逆転を狙い、300万円の借金をしてFX自動売買ツール購入するが上手くいかず撃沈。
毎月の返済で収支が赤字続きだったため、損切りして不動産を全て売却。今は家族を第一に謙虚に過ごしています。
不動産の売却には魔物が潜んでいます。。囲い込み、高預かり、違約金詐欺、買い叩き・・・・当ブログでは私の経験をもとに失敗しない売却方法をお伝えしています。
不動産の買いたたきに要注意!
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こちらは、当ブログに相談いただいた方からもらったDM。3,330万円で現金即決と書いていますが、管理人が信用できる業者に問い合わせたところ、査定結果は2,500万円でした。。
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など、不動産オーナーがつい目を止めてしまうような内容の買取メールが多く届きます。こういった営業トークには要注意です。
少しでも損失を少なく売却するためにも、心当たりがある方は今すぐ相談ください。
クレビアス株式会社の会社概要
クレビアス株式会社は中目黒にある不動産会社です。社名「CREVIAS(クレビアス)」の由来は、フランス語で「crea(クレア)=創造する」と「rever(リビー)=夢」、英語の「assist=手助け・お手伝い」を重ねた造語です。
“今、目の前にいる「人」に尽くす”を経営理念とし、不動産買取再販事業や不動産売買仲介、不動産賃貸管理業などを展開しています。
会社名 | クレビアス株式会社 |
設立 | 2016年5月20日 |
資本金 | 300万円 |
従業員数 | 6名(2023年4月1日現在) |
所在地 | 東京都目黒区中目黒3-5-1 中目黒プレアタワー4F |
アクセス | 東京メトロ日比谷線・副都心線・東急東横線「中目黒」駅徒歩7分 |
事業内容 |
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宅地建物取引業免許番号 |
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所属団体 |
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クレビアス株式会社の事業内容
クレビアス株式会社の主な事業内容は「不動産売買仲介事業」「不動産買取再販事業」「賃貸管理事業」「経営者向けコンサルティング事業」の4つです。
不動産売買仲介事業
クレビアス株式会社は優良な知識、経験、情報を持つ会社と連携し、個人投資家に厳選した優良な情報を届けています。
また、個人投資家にマッチした金融機関を紹介し、スピーディーな資金調達を実現。金融機関とは情報交換を重ね、より良い条件を引き出せるように努めています。
さらに、価格交渉や金融機関との交渉、管理会社の選定など顧客の立場に立ったサポートも提供しています。
不動産買取再販事業
クレビアスでは、1都3県(国道16号内)を中心にファミリータイプの区分マンション、一棟収益不動産を取得しています。底地や借地、山手線内外の築25年以上のワンルーム等も実績があるようです。
また、マンションの管理を管理会社に委託せず、管理組合員で運営する自主管理物件も買取しています。
買取した中古不動産は、価値を高めるため、時代に即したリフォーム・リノベーションを施工。住む人が豊かさを感じられるよう、建物全体から内装設備、インテリアにまでこだわります。
賃貸管理事業
所有者に変わって募集、運営、建物管理をおこない、収益の最大化を目指します。
また、共用部の維持管理や専有部内の不具合対応など、工事会社などとも連携し、暮らしの安心安全を守っています。
経営者向けコンサルティング事業
首都圏限定で、役員社宅を利用した法人向けの経費コンサルティングをおこなっています。潜在的な課題を発見し、実益の伴う経営ソリューションを提供します。
クレビアス株式会社の不動産買取
買取対象物件
クレビアス株式会社は、一棟収益不動産や区分マンションを買取再販、保有しています。買取対象物件は次のようになっています。
区分マンション(実需)
- エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉(国道16号以内)
- 駅距離:徒歩15分以内目安(バス便は地域による)
- 耐震:旧耐震可能(築年不問)
- 広さ:30㎡~
- 備考:オーナーチェンジ、自主管理物件可能。残置物現況引き渡し可能、内装状態問わず。借地要相談。
区分マンション(1R)~
- エリア:東京(山手線内及びその近郊)
- 築年:築25年以上
- 広さ:20㎡~30㎡(※20㎡以下は要相談)
- 備考:自主管理物件可能。残置物現況引き渡し可能、内装状況問わず。借地可能。
1R/1Kタイプの物件は、投資用不動産として再生します。内装や築年は不問ですが、山手線内外で築25年以上の築古物件のみ買取しています。ただし、築25年以内の物件でもリフォーム工事が必要な物件は相談可能とのことです。
一棟収益物件
- 価格:~3億円前後
- 構造:木造、鉄骨、RC
- エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉(国道16号内)
- 駅距離:徒歩15分(バス便はエリアによる)
- 耐震:新耐震
- 備考:全空物件可能(寮タイプ不可)
企業の社宅や相続前後で換金希望、任意売却、破産管財案件などを中心に査定しています。クレビアス株式会社の顧客には、一棟収益不動産の購入を希望している顧客が多く、買取物件を探しています。
区分バルク(オーナーチェンジ)
- 価格:~3億円以内
- エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉(国道16号以内)
- 駅距離:徒歩15分以内目安(バス便は地域による)
- 耐震:旧耐震可能(築年不問)
- 広さ:15㎡~
- 間取り:問わず
- 備考:オーナーチェンジ、自主管理、借地可能
自主管理の区分マンション
- エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉(国道16号以内)
- 駅距離:徒歩15分以内目安(バス便の実績あり)
- 耐震:旧耐震可能(築年不問)
- 広さ:25㎡~(目安)
- 備考:自主管理物件可能。残置物現況引き渡し可能、内装状態問わず。借地要相談。
クレビアス株式会社は、保有および顧客への売却を目的として自主管理の区分マンションも買取しています。
自主管理物件は東京23区内に約3,000棟存在し、そのほとんどは1989(平成元)年より前の建築です。旧耐震マンションも少なくありません。
クレビアス株式会社では、自主管理マンションを積極的に取得して保有。所有者として運営に関わりながら、将来の建て替えを視野に入れています。
クレビアス株式会社の取扱い物件の傾向
クレビアス株式会社は2019年度(第3期)からリノベーション販売事業をスタートしています。2023年度(第7期)までの取扱い物件(買取再販)の特徴をご紹介します。
エリア
クレビアス株式会社は1都3県に対応していますが、東京都の割合が高く、約77%となっています。次いで多いのが神奈川県、千葉県の順番です。埼玉県は実績がありませんが、機会があれば取得していくとのことです。
物件種別
区分マンションの販売比率が約78%と高くなっています。今後は一棟収益、区分バルクなど、億単位の物件も増やしていく予定だそうです。
年代
リノベーション再販でもっとも多いのは1980年代の物件で、半数を超えています。続いて2000年代、1960年代、1970年代と続きます。築10年以内の物件は取得実績がありません。
販売価格帯
リノベーション販売事業が始まった当初は1,500万円〜3,000万円の取り扱いが多く、現在も高い比率となっています。しかし、2022年度(6期)からは億単位の物件の取得を開始しました。
2019年度(3期)~2021年度(5期)は販売価格の平均が2,500万円台~2,600万円台でしたが、2022年度(6期)は7,315万円、2023年度(7期)は6,910万円というように平均単価が高くなっています。今後は5,000万円〜1億円以上の取り扱いを増やしていく予定とのことです。
クレビアス株式会社の口コミ・評判は?
クレビアス株式会社の評判は良いのか口コミを探してみましたが、ネット上では見つかりませんでした。
クレビアス株式会社は2016年に設立された比較的新しい不動産会社であり、営業エリアは1都3県に限定されているため口コミが少ないのだと考えられます。
まとめ
本記事では、クレビアス株式会社の事業内容や不動産買取の対象、取扱い物件の傾向などをご紹介しました。
対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉(国道16号以内)で、築年は問わないものの、リフォームが必要な築年数20年以上の物件が中心です。
ワンルームマンションは今すぐ売却しよう!
ワンルームマンション投資を取り囲む環境は絶望に近いです。
- 物件の老朽化と共に家賃は下がり、空室率は上がる
- 次々に新築物件が立ち、競合物件が増え続ける
- 修繕積立金は上がり続ける
- サブリース契約は負け確
- 人口減少時代に不動産投資はナンセンス
ざっと挙げただけでも、これほどのデメリットがあります。毎月数万円の手出しを出しながら35年保有すれば、ローン完済時には1,000万円近い損失に。ワンルームマンション投資は、いつまで経っても損益分岐点が来ない投資と言えます。
だからこそ、ワンルームマンションはすぐに売却することが損失を最小限に抑える方法です。
売却方法は「買取」一択!
投資用ワンルームマンションを売却する際には、仲介か買取かという選択肢があります。
仲介の場合:業者が物件の価格や条件に合う買主を市場から探す
買取の場合:業者が直接物件を買い取る
この仕組みの違いから、ネット上などでは「買取は買主を探す必要がないので早期に売却できる反面、仲介に比べて売却価格は安くなる」といった説明も散見されますが、これを鵜呑みにするのは大変危険。なぜなら、仲介には下記のようなリスクがあるからです。
- 売れる見込みのない査定価格をつける「高預かり」をされ、売れないからと価格を下げられてしまう
- 「囲い込み」により、1,000万円単位で物件価格を下げられる
- 媒介契約のつもりが契約日を空欄にした売買契約を締結され、違約金を騙し取る違約金詐欺にあう
つまり、仲介では早く売れないだけでなく、高く売ることもできず、むしろ騙される可能性がある、と三重苦なのです。
売却先の選定は慎重に!
とはいえ、買取業者には、市場より大幅に低い値段で買い叩こうとしている業者が多いことも事実。中には、
- 買い取った後に、物件にイチャモンをつけて損害賠償や値引きを強要する
- 次のオーナーと口裏を合わせ、物件に瑕疵があるとしてお金を要求する
といった悪徳業者も存在します。慌てて適当な業者に売却して足元を掬われないためにも、管理人が考える信頼できる不動産会社の選び方をご紹介します。
- 不動産一括査定サイトなどは利用しない
車などは複数社に査定を出すことが一般的ですが、こと不動産では危険な業者があまりにも多いのが現状。一括査定では各社の信頼性などが確認できないため、トラブルに巻き込まれるリスクが高まります。 - DM・電話営業・Web広告などで宣伝、営業してくる業者はNG
市場価格で、かつトラブルなく買い取ってくれる業者というのは営業も広告宣伝活動もしていないケースが多いです。なぜなら、お客さんの方から買ってください、とくるわけですからね。